科学的地域環境人材育成事業について海外でのPR

第23回Tri-U 国際ジョイントセミナー&シンポジウムが、10月17日(日)から10月21日(金)まで、インドネシアのボゴール農科大学で開催されました。このTri-U国際ジョイントセミナー&シンポジウムは、三重大学(日本)、チェンマイ大学(タイ)、江蘇大学(中国)、ボゴール農科大学(インドネシア)の、4大学が交代でホストをしている国際交流を兼ねた論文発表会で、例年アジアの10数大学が参加しています。

今回のジョイントセミナー&シンポジウムのテーマは、Population, Food, Energy, Environment & Bio-Informaticsであり、環境が大きなテーマの一つになっていたため、国際環境教育研究センターで取り組んでいる事業である科学的地域環境人材育成(Scientific, Local and Environmental “Talented Staff”)プログラムを、アジアの大学に対してPRするために、工学研究科の金子教授が本センターを代表して参加しました。

本プログラムでは,多様な環境教育の分野を「環境問題と環境評価法」、「エネルギー技術」、「環境配慮技術」、「環境管理・教育啓発」、「環境関連法・行政」、「大気・食の健康リスク」、「自然環境保護・生物多様性」、及び「気候変動問題」の8分野にまとめ、網羅しています。今回、チェンマイ大学、江蘇大学、ボゴール農科大学等の参加大学に、科学的地域環境人材育成プログラムの詳細を説明し、人材育成に関してアジアの国際的な連携の可能性を模索しました。来年度(平成29年度)の第24回Tri-U 国際ジョイントセミナー&シンポジウムは、三重大学で開催されるため、人材育成分野において、さらなる国際的なネットワークの構築が望まれます。